函館幻想紀行とは

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こんにちは。架空の函館を旅する不思議な観光案内、「函館幻想紀行」へお越しいただき、ありがとうございます。

このブログでは、実在しない函館の風景や、存在しない名物、架空の名所をご紹介していきます。例えば、雪を料理に変える不思議な喫茶店や、五稜郭の地下に眠る秘密の図書館、函館山から飛び立つ夜光色のイカたち…。そんな「もしかしたら、あったかもしれない函館」の物語をお届けします。

なぜ架空の函館なのか?それは、想像の翼を広げることで、現実の函館がより魅力的に見えてくるからです。実在する坂道に、どんな不思議な店があったら素敵だろう?函館山からは、どんな夢のような景色が見えたらワクワクするだろう?

そんな空想の種を植えることで、実際に函館を訪れた時には、より豊かな目で街を眺めることができるはずです。「こんな函館だったらいいな」という未来への願いを込めて、架空の物語を紡いでいきたいと思います。

このブログは、現実と幻想が交差する港町・函館への、もうひとつの旅のガイドブック。大正5年創業の幻の出版社「風珀堂(ふうはくどう)書房」が綴ります。どうぞ、想像力という魔法の地図を手に、幻想の函館へお出かけください。


▲風珀堂書房社屋

編集者

鳴海 聡史(風珀堂書房 三代目)

略歴
函館市内で生まれ育つ。幼少期より文学と歴史に興味を持ち、家業である「風珀堂書房」が刊行する本に親しむ環境で育つ。地元の函館白鷺高校を卒業後、青藍館大学文学部に進学。卒業後、東京の大手出版社「白鳳出版企画」で編集者としての第一歩を踏み出す。ここで10年間、雑誌編集や書籍プロジェクトに携わり、実践的な経験を積む。

2006年、家業の「風珀堂書房」の後継者として函館に帰郷。三代目として就任し、伝統を尊重しつつも、現代の読者ニーズに応える書籍の出版や新規メディア事業に着手。特に、地方発の文化・文学作品の発掘や発信に注力し、函館ならではの風土や歴史を取り上げた書籍シリーズ「函館文華コレクション」をプロデュースするなど、古き良き出版社の新たな価値創造を進めている。

趣味は古書収集と全国のモダン建築巡り。休日には必ず市内のカフェで新しい企画に思いを巡らせる。信条は「一冊の本が人生を変えるという可能性を信じ、世に送り出すこと」。

山本 奏美

千葉県出身。大学卒業後、出版社での編集アシスタント経験を経て、2015年に函館へ移住。地元新聞社での記者職を経て、2019年に風珀堂書房に入社。
初めて函館を訪れた際、坂道から見える港の風景、異国情緒と日本の伝統が溶け合う街並み、そして何より地域の歴史や文化を大切にする市民の姿に深く魅了されました。「観光地」としてだけではない、暮らしの中に息づく函館の魅力を、より多くの方々に伝えていきたいと考えています。

田中 湧人

函館市出身。函館南高校、函館国際大学卒業。2021年に風珀堂書房入社。子どもの頃から風珀堂書房の本に親しんできました。特に児童書コーナーで手に取った函館の歴史や文化を紹介する本との出会いは、今でも鮮明に覚えています。そんな思い入れのある本を作る現場で働けることを、とても嬉しく思っています。
生まれ育った函館ですが、知っているつもりだった地元の風景が、取材を重ねるごとに違った表情を見せてくれることに、いつも新鮮な驚きを感じています。自分なりの視点で、歴史ある港町・函館の新たな魅力を掘り起こし、皆さまにお伝えしていきたいと思います。

このブログは、すべてフィクションです。風珀堂書房は架空の出版社です。実在の地名は使用していますが、そこで繰り広げられる物語は想像上のものとなります。

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