今年の節分は新名物の「函館炙り恵方巻」で福を呼び込みました!

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こんにちは!風珀堂書房の山本奏美です。

山本 奏美
山本 奏美

節分といえば豆まき、そして恵方巻ですよね。私はちょっと変わった恵方巻を求めて、函館の隠れた名店「寿司処 ふじ波」を訪ねてきました。

炭火の香りが広がる函館の恵方巻

函館山の麓にあるお寿司屋さん「寿司処 ふじ波」店主の佐々木海斗さんが今回考案したのは、「函館炙り恵方巻」。

中身は炭火で炙った噴火湾産ホタテと小田島水産食品(函館市弁天町)のイカ塩辛、道南産のじゃがいも、そして函館真昆布の佃煮。最近の「海鮮詰め込みましたっ!」という恵方巻じゃないところが通好みな感じ。それを函館産の昆布を練り込んだ特製の炭火焼き海苔で巻き上げています。

▲木樽仕込みの小田島水産食品の塩辛は近年人気上昇中

巻きたての恵方巻を手に取ると、まず炭火の香りがふわっと広がり、食べる前から期待感が高まります。ひと口かじると、炙りホタテの香ばしさと甘みがじんわりと広がり、炙ったイカ塩辛の濃厚な旨味がアクセントに。そして、じゃがいものホクホク感と昆布の佃煮の深い味わいが、まるで函館の海と大地の物語を語りかけてくるよう。炭火の香りが全体を包み込み、最後の一口まで飽きのこない味わいに仕上がっています。

店主の情熱が生んだ、函館の新しい冬の風物詩

具材のひとつ「昆布の佃煮」も、自家製で炊き上げたものに炭火の香りをつけてから使うこだわりぶり。

「函館の味を、もっと手軽に、もっと楽しめる形で届けたい」というのが、店主の佐々木さんの思い。この時期函館を訪れる観光客の皆さんに炭のぬくもりを感じてもらえたらと、この恵方巻を完成させたのだとか。

「函館といえばやっぱり海鮮、それも生で食べるイメージが強いですよね。でも、炙ると素材の甘みや香ばしさが引き立ち、味の広がりや奥深さがより感じられると思います。ぜひその違いを楽しんでいただきたいですね」

山本 奏美
山本 奏美

「函館炙り恵方巻」は、節分の前日と当日のみの限定販売で、1本2,000円。少々お高めですが、これだけのクオリティなら納得のお値段です。私はしっかり今年の恵方を向いて、心の中で「今年も健康で、たくさんの素敵な記事が書けますように」とお願いしました。

寿司処 ふじ波
所在地:函館市炭の坂町12-3
営業時間:11:00~20:00
定休日:月曜日
席数:カウンター6席、テーブル席8席
※この記事は想像上の函館を描いた物語です。残念ながら「寿司処 ふじ波」は実在しません。「函館炙り恵方巻」も、現時点ではおそらく存在しません。
函館幻想の名物
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